日経平均の前日終値と翌日始値のギャップ

相場が急変している時に、ナイトでアメリカ相場が大きく下落した場合に念のためヘッジの売りを入れる場合がありますが、往々にして翌日はそれほど下げずに始まる場合があります。それどころか、元に戻っている、むしろ上げていたりして大きく損失を被ったりすることがよくありました。
そこで、実際にギャップはどれくらい発生しているのかを検証してみます。
本来は前日終値と翌日の先物の始値で比較したいのですが(現物の寄り付きは概算なので大きく動く時は先物に現物がサヤ寄せするから)、そうすると恐ろしく面倒で、かつJPXのデータでとうろうとするお金もかかるので(10年分だと1万円は必要)とりあえず現物の概算で集計してみます。

標準偏差が0.76%

平均は0.04%

0.00768 1192 1338 0.32 0.36
0.01537 434 538 0.12 0.15
0.02305 92 82 0.03 0.02
0 1 0.00 0.00
3677 1718 1959 0.47 0.53

実際は2.3%以上のギャップをつけた下落はありませんでした。勿論これは現物なのでボラに1%程度プラスして考えると2.5~3.3%の発生率は約3%程度となります。

仮にナイトで下落していた場合、でヘッジを入れるのと翌日相場が始まってヘッジを入れる場合を考えた場合、前述のようなリスクを考慮するとむしろ3%程度下落してヘッジを入れるなら翌日始まってからでも遅くはないとも言えるようです。

あくまで現物の概算なので実際は違いますが、ナイトで大きく下がったところでヘッジを入れる場合、翌日そこから更に大きく下げている確率は少ないと考えられるので、結局のところギャップダウンを恐れてナイトでヘッジを入れるのと翌日始まってからヘッジを入れるのとあまり違いはないのかもしれません。

日経平均採用銘柄が値段が付かない場合は日経平均はどうなるんですか?
 
気配値があれば気配値、なければ前日終値で計算されます。