デルタヘッジまとめ

2021年3月13日

デルタヘッジは価格が上がっても下がっても損する時がある
デルタヘッジで利益があがる、と言われる場合のデルタヘッジはほぼコール買いである(要するにミニ先の売りをあてる)

価格変動リスクを軽減するためのデルタヘッジと利益をとろうとするためのデルタヘッジの2種類ある(やっていることは同じだが目的が違う)

オプション売りに対して先物でヘッジしていく場合、相場が戻りデルタが減少したら先物を撤収させる際に損失になる場合が多い(オプション買いとは逆に損失を積み上げていく)
従ってオプション買いのデルタヘッジは相場が上下動を繰り返した方が儲かり、オプション売りのデルタヘッジは相場が上下動しないほうが儲かりやすい
逆にトレンドを描いて一方向に相場が動く場合はオプション買いのデルタヘッジは儲からず、オプション売りのほうが儲かりやすい
このことから、オプション買いのデルタヘッジではこまかく先物を出し入れしたほうが儲かりやすく、オプション売りはあまり細かく出し入れしないほうがよいといえる

 

デルタヘッジの応用

デルタヘッジ戦略は結局のところ実現ボラティリティが高ければ買いで利益がでて、低ければ売りで利益がでる。

ある商品のボラティリティより低いIVのオプションがあればそれを買い続けることによって利益がでる、ということになる。

もちろん、SQまで持ち越す場合はインしなければ紙屑になる。満期前であればインしなくても利益がでる場合もあり、いずれにしろIVがどうなるかが重要である。

また、仮にその商品のボラより高いIVを買い続けたとして(要するにことごとく実現ボラが低い)、たまたま実現ボラティリティが極端に高くなったりしたら、その少ないヒットで充分なリターンを得ることができる。これは逆に言えば売りで大損することもあるということであり、これがオプションの醍醐味であり、怖さでもある。